「ヒメノイ」のお酒
「ヒメノイ」では、蔵の伝統である「凛麗芳醇」を新しい時代にあわせた「凛麗芳醇」にしていきます。
基本的にはすべてのラインナップを原酒とし、濃厚な味わいを持ちながらアルコール度数16%程度としております。原酒で16%のアルコール度数にする為には、もろみであまり米を溶かさない方向にもっていきますので酒粕も多くでます。なので、なかなかコストの掛かる贅沢な造りです。
また、お酒の品質を保つための過熱殺菌処理(ビン燗火入)は、瓶詰め時の一回のみで熱殺菌後は速やかに急冷を行うこととでできる限りしぼりたてのフレッシュな味わいを出すようにしております。また、基本的には炭処理(炭素を入れて色や雑味を取る作業)はしていません。お酒の中にあるオリ等を取るために素ろ過はしています。
さらに詳しく知りたい方は下部にあるそれぞれのお酒の「read more...」をどうぞ。
「ヒメノイ」のラベル
ラベルはすべて手作りです。それぞれのラベルのデザインや印刷、ラベル張り作業などすべて、蔵のスタッフや家族でしております。
ラベルのイラストや文字も蔵人の奥さんに手書きで書いてもらったものを印刷してあります。最近は便利なものにあふれて有り難い時代です。便利すぎて私たちも色々お世話になっています。ただ、その反面なんとなく無機質な部分が増えたなぁと思う面も…
なので「ヒメノイ」のラベルではできるだけ自分たち「造り手」の手で作成することで、少しでも造っている人の気持ちが伝わるといいなと思っています。
また、デザインは極力、シンプルなものを心がけています。特定名称(本醸造や純米、吟醸など)や火入れ回数、原酒等の表示も書いていません。原酒や火入れなど専門用語を書いてもわかりにくいから。なのでシンプルに文字とイラストで何となく味わいが分かってもらえればなと。あとは、せっかく楽しく飲んでもらいたいのに酵母がなんだこうだ面倒なことを書いて楽しい気分をなくしてもらいたくないから。
でも、その反面、やっぱり商品情報や蔵の想いなどは知ってもらいたいので、QRコードでめんどくさいことが書いてあるマニアックな商品情報へアクセスできるようにしています。それを見てもよくわからないことがあればいつでもメール等でお問合せ頂ければうれしいです。
瓶についてはすべて茶瓶です。他の色のビンに比べて光を通しにくいので品質管理を考えると一番いいからです。再利用も比較的多くされているのでエコな面もあります。